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2019年4月10日
兵庫北 横川定光院春季法要
【兵庫北]】宗務所は、4月10日、滋賀県大津市の宗門史跡比叡山横川定光院で、春季法要を営んだ。
この法要は、毎年横川定光院顕彰会が主催し、宗務総長の委嘱を受けて近畿教区の12管区が順番に行っている。今年は兵庫県北部宗務所が当番に当たり、管区から観光バス4台を仕立てて132人の僧侶・檀信徒が参加。法要には他の関係者を合わせて180名が参列した。
当日の比叡山一帯は、早朝から季節外れの積雪に見舞われ、一時道路通行止めの規制が出されて参加者の登詣が危ぶまれたが、現地到着の頃には規制は解除され、兵北管区の参拝団は、雪を被った桜の花を横目に、午前中に延暦寺大講堂に安置されている日蓮聖人像を参拝。そして昼食後予定通り法要に参列した。
法要開始に当たって、まず、松村貫昌兵北布教師会会長による法話が「しあわせに暮らそう」と題して行われた。その後休憩を挟んで法要が営まれ、式の最後には、本堂内から境内の日蓮聖人像に遙拝後、延暦寺・宗務院来賓、兵北宗務所長の挨拶が行われて、閉式となった。