全国の通信記事
2019年3月30日号
山梨2 お題目結縁の集い
【山梨2】3月30日(土)、長澤町真浄寺(秋山湛真上人)に於いて、山梨県第2部宗務所第1組の「お題目結縁の集い」が開催された。
開式に先立ち宗務所長 妙浄寺住職 荻沼要淳上人から、お題目を唱えて幸せになる大切さをお話頂き、法要では組寺院僧侶、檀信徒、計約80名が共に自我偈、お題目を唱え、信仰を深め合った。
その後、身延山清水房住職 内野光智上人を招き、「どうせ辛いのです」と題した記念公演を頂き、約一時間の話に皆熱心に聞き入っていた。
神奈川3 ロボットプログラミング体験会
【神奈川3】三月三十日(土)、小田原市蓮華寺(羽田鳳照住職)を会場に「ロボットプログラミング体験会」が開催された。二〇二〇年から全国の小学校でプログラミング教育が必修化となることもあり、体験会への参加申込みも瞬く間に定員に達し、当日は大変盛況であった。
この体験会は親子一組で参加してもらい、一月二十日(日)、二月十一日(月)、三月十六日(土)、二十七日(水)、二十八日(木)、二十九日(金)と複数体験会を開催し、述べ百六十組の親子が参加した。自分で作ったロボットが動く様子に子どもたちは歓声を上げて喜び、そのロボットを動かすために自分自身でプログラミングを入力し、難しい課題にもめげずに取り組んでいた。
副住職の羽田鳳竜師は「昔の寺子屋は当時、最先端の学びの場であった。今回の体験会では現代の最先端教育であるプログラミングと、お寺を会場にすることで歴史や伝統・文化に触れて少しでも尊さを実感してもらうとともに、仏教・お寺に親しみを感じてもらうことも目的の一つです。さらには講師とともにプログラミングを行う上での正しい判断力や道徳心も一緒に伝えることができればと考えており、『二十一世紀の寺子屋』として地域に根差すことができればと考えている」と参加保護者に寺院で開催することの意味と想いを述べた。
また、体験会を通じて多数の入会申込みがあり本年五月以降に本格的なプログラミング教室として定期開催するこが決まったという。
2019年3月28日号
千葉東 匝瑳市長福寺で入寺式
【千葉東】匝瑳市大寺(おおでら)長福寺で第三十八世佐藤哲祥師の法燈継承入寺式2019年3月28日が行なわれ、100人ほどが参列した。
先代住職の佐藤朗進上人は入院加療中3月8日夜容態が急変し、
9日未明遷化され、14日に葬儀を厳修したばかりである。よって、払子授与は正干与人である銚子妙福寺住職(廣野観匡師)よりなされ、「『一燈を下げて暗夜を行け、暗夜を憂うる事なかれ、』という教えがあります。一燈とは志のことです。『檀信徒と共にこのお寺を盛り立てていく』という強い志を持ち続けて欲しい。」と励まされた。
引き続き、祝辞で千葉県東部宗務所冨永観瑞所長、送り出し側としての身延山久遠寺総務・茂原藻原寺貫首持田貫宣猊下(佐藤哲祥上人は9年間藻原寺に山務させて頂いた)に励ましのお言葉を頂き、感無量の面持ちの新住職であった。
また、新住職は謝辞で「これからも先代住職夫妻が思いを込め命がけで寺観を一新したお寺を、檀信徒と共に盛り上げていきたい。」と強い決意を述べていた。