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2019年3月15日
大阪豊能 一日研修道場
【大阪豊能】宗務所(山下正淳所長)主催、檀信徒協議会(安浦杲会長)が後援する第80回「一日研修道場」(昭和56年以来、年2回開催)が3月15日、能勢町蓮華寺(桑木茂光住職)で開催され、檀信徒67人が参加した。
午前9時開式、山下所長を導師に法味言上。続いて、書写行と植田観樹師(眞如寺住職)の講義「いのちに合掌『法華経-その心を見つめて ~求道の心~』」を聴講。
午後は、日蓮宗現代宗教研究所顧問・日蓮宗新聞論説委員の中村潤一師(眞浄寺院首)を講師に迎え、「後は頼むよ ~長者窮子の喩えに学ぶべきもの~」と題する法話を聴聞。
師は法華経の信解品の中で説かれる長者窮子喩と、自身の父との半生を通して「”菩薩のための教えだから、私には関係がない”ではない。法華経は私たち皆が菩薩になるための教え。お釈迦様は私たちに仏になってほしいと仰っています。」と説き、研修最後は会場一杯の唱題行で締めくくられた。
また今回、研修30回修了という大きな節目を迎えた酒井廣美さん(清普寺檀徒)が表彰された。