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2019年2月20日
大分 亀山環慧師帰山式
【大分】大分県臼杵市市心行寺(住職亀山環慧住職)が大荒行堂第五百日目を成満され、帰山奉告式が二月二十日に営まれた。僧侶檀信徒約150人が参列し、盛大に執り行われた。午前九時半より、帰山行列が行われ、午前十時半の帰山奉告式では、檀信徒のお題目の元、環慧師が入堂され、御宝前にて帰山奉告文では初行~五行成満までの間の思いを高々と述べた。
環慧師は、久々に再会する檀信徒の前に立ち、涙を堪えつつ笑顔がこぼれながら「私の師父が三行成満しており、私自身も三行まではと考えておりました。三行を成満した後に師父が病気になり、私が住職になった時に心行寺の歴史を調べて見ると、自身のお寺は祈祷のお寺である事が解り、四行、五行と荒行堂に入行し、今回の修行では思い残す事のない修行が出来ました。これからは修行で培った経力を檀信徒の皆様に返して行きたい」と述べた。