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2019年2月19日
大阪市 第1回教師研修会
【大阪市】二月十九日(火)午後一時半より宗務所主催第一回教師研修会が行われた。この研修会は管区降誕800年慶讃事業の一つで、今年度より四年連続で年一回行われる研修会の一回目である。今回は「日蓮聖人の出自と知られざる真実」を講題に、高橋俊隆先生(札幌市妙覚寺)を講師にお招きし、二講に分けて約三時間の講義を賜った。
第一講は日蓮聖人の親族・家系から始まり、貫名重忠(父)や大野梅菊(母)の家系から、弟子と信者の親族関系を日蓮聖人のご生涯を交えながら説明された。
第二講は日蓮聖人の幼少時から清澄寺入山までのことを、御遺文を紹介しながら、その他の資料も提示されて分かりやすく説明された。また講師先生には講義内容をふまえて、自らの布教実践経験を語られ、我々教師が日常の布教に活かせる方法も紹介された。
講義終了後、参加者からの質疑応答にも丁寧に答えられ閉講した。管内外より約五十名の教師が短い時間ではあったが最後まで熱心に聴講された。