2019年2月17日
静岡東 須藤充康師帰山式
【静岡東】二月十七日函南慶音寺副住職、須藤充康上人の第参行帰山報告式が、有縁の僧侶・多くの檀信徒参列のもと盛大に行われた。当日は晴天の中、充康上人の帰山を心待ちにしていた寺族・檀信徒の晴れやかな笑顔に迎えられ、帰山式は厳修された。修行を終えたばかりの僧侶の迫力ある読経に、大荒行の過酷さを肌で感じ涙を流す檀信徒の姿が印象的だった。
師匠である慶音寺住職正裕上人は平成元年第参行を成満され、平成最後の年に弟子の充康上人が第参行を成満するという、大黒様の巡り合わせに感謝された。
充康上人は「慶音寺は大黒様のお寺ですので、ずっと第参行成満を目標に過ごして参りました。三百日目の荒行は、修行を共にした仲間無くしては成満出来なかったと思います。多くの御縁、お陰様の中で生かされている事を痛感し、改めて仏縁に深く感謝致しました。これからは、皆様に沢山頂戴した御恩を返していける様、御題目布教、修法道に精進したい」と決意を述べた。参列者からは、慶音寺の大黒様・充康上人が多くの未信徒を、法華経・御題目の御縁を結ぶ架け橋となって下さる事を期待しているとの声が聞こえた。