東京北　荒居養行師帰山式

【東京北】２月１１日、第初行を成満した荒居養行上人の帰山奉告式が、朝から降っていた雪もやみ境内が清浄であったかのようなこの日。御自坊である台東区谷中 大行寺（荒居稔宣住職）で行われ、多数の僧侶檀信徒が参列した。行列では多数の檀信徒とともに行進。その後、御宝前にて唱題三唱。写真撮影をした後に本年成満した７名行僧が水盤を囲み、水行式を行った。奉告式では、豊田昌樹修法師会長より第初行副代表を務めた感賞状が手渡され、奉告文では仏祖三宝へ無事の帰山の奉告をするとともに、これからの不自惜身命の法華経弘通を誓った。
来賓である肉倉堯雄宗務所長、豊田昌樹修法師会長、吉田見悠宗会議員よりそれぞれ、第初行御成満、管内、修法師会、養行上人の勤め先である日蓮宗宗務院での業務など、今後益々の御活躍を願う御祝辞が述べられた。
稔宣上人に続き謝辞で養行上人は御祝辞と参列頂いた各聖に謝辞を述べ、「今回の行を通じましてご縁というものを深く感じることができました。檀信徒の方々や家族、私のことを応援してくれている方々がいてくれたのでこの行を乗り越えることができました。
100日で積み上げてきた功徳を檀信徒の皆様に返しすることが、今私に出来る恩返しになると思いますので、これからも一層の精進に努めて参ります。」と述べ、檀信徒からの盛大な拍手とともに無事に円成した。