2018年12月4日
群馬 伊勢崎市大圓寺で本法灯継承式
【群馬】12月4日(火)、群馬県伊勢崎市大圓寺本堂に於いて、法蓮山大圓寺第8世宮﨑乾光上人の本法灯継承式が行われ、県内外から僧侶檀信徒約200名以上が参列した。
11時より式が始まり、認証書が群馬県宗務所、所長田村照明師より授与され、続いて正干与である千葉県勝浦市松野長勝寺御山主伊藤海淳上人代理、伊藤海祐上人より法華経・過去帳・拂子が継承された。その後、新住職となった宮﨑上人の御宝前へ最初の御給仕である献膳が行われた。
謝辞では、先代の第7世林妙温師(慈櫻院日恵上人)との出会いやこれまでの感謝の気持ち、大圓寺の新住職としての仏祖三宝へのご給仕やお題目の弘通、檀信徒の信仰の拠りどころになるという決意が力強く述べられた。「近年、樹木葬など様々な葬儀の形が生まれる中でお寺の在り方が変わってきており、人と人とのつながりが弱くなってきてしまっている気がします。私は『笑顔の給仕係』として、お寺に来た方を笑顔にし、人から愛され親しまれる心の拠り所としてのお寺を目指していきます」との言葉が印象的であった。
引き続き14時より、法蓮山大圓寺第7世林妙温師(慈櫻院日恵上人)の本葬儀が群馬県宗務所、所長田村照明師を大導師に営まれた。林師の優しい人柄が思い出され多くの人が涙を流した。本年30年6月13日遷化。世寿69歳。