鬼面仏心

2018年11月10日号

身延山からの帰り道。「バキバキバキッ」

身延山からの帰り道。「バキバキバキッ」高速道路を走行中、すぐ隣を走っていたトラックが車線変更をしながら私の車にぶつかってきた。目視を怠ったらしい。あと少しブレーキを踏むのが遅かったら…。急ブレーキを踏んだ時に後続車がいたら…。こちらの同乗者6人、そして向こうの運転手さんも誰1人ケガなく済んだのは奇跡だった▼その後、保険会社から過失割合〝9対1〟との連絡が来た。正直、自分は悪くないと思っていた私は、その〝1〟すらも受け入れ難かった▼しかし、あれは本当に〝避けようもない事故〟だったのか…? と、改めて自分に問いかけてみると、「体調は万全だったか? 気持ちの余裕は? 子どもたちを乗せている責任感は?」。反省点が次々に思い浮かんできた。そう、起こるべくして起きた事故だったのだ▼あの日、お山でかけていただいた「気を付けて帰ってね」の一言には、「無事を祈っていますよ」という真心が込められていたはずだ。その真心に応えられず、結果的にはその気持ちを裏切ることになってしまった▼今回、「大難は小難に」有難いご加護と一緒に仏さまからいただいたのは「もっと人の気持ちを思いやり、しっかり行動しなさい」というメッセージ。〝無事で済んだ〟で済ませてはならない、大きな気づきを頂戴することとなった。どんな事にも仏さまのメッセージがある…忘れずに生きていきたい。(蛙)

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2018年11月1日号

昭和54年1月17日、嵐圭史という役者が

昭和54年1月17日、嵐圭史という役者が加行所に祈祷を受けに来た。宗祖七百遠忌の事業で門下連合会主催の日蓮劇の主役で、上方歌舞伎の名門の家柄であるが、故あって歌舞伎座の舞台に立てないなど、情報通が教えてくれた。「この人が日蓮聖人を演じて大丈夫かなぁ、線が細いし若すぎるぞ」と感じた▼先日、その圭史さんと会食する機会があった。率直に「日蓮聖人を演じるのに、不安はなかったのですか?」と聞いてみた。「ありましたよ。役者と演技者の柄が合った時『ニンがかなう』といいますが、聖人と私では、人としての大きさが違いますからね」と語ってくれた▼昭和54年から始まった日蓮劇の第1部は、42会場で10万人を動員する大成功を収めた。昭和57年の第2部(龍口からご入滅)も成功裡に終わった。親鸞・法然・道元といった鎌倉新仏教の祖師たちを演じた圭史さんは、最後にこう語った。「日蓮聖人の教えは、単に人を救うことだけでなく、救いとる状況や環境を造っていくというスケールの大きな教えだったのではありませんか」と▼その時、私は「それは伝統芸能の世界の枠を越えて、新しい分野に挑戦してきた圭史さんの生き方と重なるのかな」と感じた▼今、圭史さんは降誕八百年の記念事業で、全国を1人で巡演している。「日蓮さまのお心に聴こう」と題する語りに、私たちもぜひ耳を傾けたいものだ。(雅)

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今年の1月13日の御年頭会の日も晴天にめぐまれました。

日蓮聖人の新年初の月命日はいつも晴れます。

みなさま今年もお元気でがんばっていきましょう!

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