2018年11月21日
熊本 菊池恵楓園物故者慰霊法要
【熊本】熊本県合志市菊池恵柳園内やすらぎ総合会館にて11月21日に菊池恵楓園物故者慰霊法要が営まれた。濵田義正熊本県宗務所長を導師に式衆に宗務所職員6名で法要が行われた。また参列者として宗務院より前田幸廣人権推進委員会委員長、関勝道教学人権課長、菊岡妙光人権委員、野澤朋世人権委員、根本康秀伝道課長、今田浩彰教務部員の6名が参列し、菊池恵楓園入圓者並びに職員が参拝された。
菊池恵楓園物故者法要の後、前田幸廣人権推進委員長より「この法要は今までずっと続けている法要ですが、これからも恵楓園物故者慰霊のために続けていかなければいけません」と挨拶があった。
閉式の後、恵楓園敷地内にある納骨堂に移動し自我偈を一読し供養が行われ、旧火葬場跡、社会交流会館(歴史資料館)を見学された。
菊池恵楓園は明治42年に九州7県のハンセン病療養所として現在地に開設された施設であり昭和16年に国立療養所菊池恵楓園と改称された。
現在206名の入圓者が生活しており、納骨堂には約1300体の遺骨が納められている。