2018年11月10日
神奈川1 法田寺で袈裟KESA COLLECTION
【神奈川1】 平成30年11月10日、川崎市法田寺(岸顕崇住職)において、報恩御会式が営まれた。荘厳な御会式法要では檀信徒と共に報恩抄を拝読し、5人の天童が華を添えた。
法要後のフェスティバルでは境内に模擬店が並び、500人を超える数多くの参詣者で賑わい、こぞうくんも境内を歩き、記念撮影に応じていた。本堂で行われたこども法要には100人を越えるこどもが集まり、合掌などの作法を学び、住職の法話に耳を傾けていた。
また本堂前の特設ステージでは寺ヨガ、空手演武、万灯奉納の他、アフリカ伝統の生地と用いて作られた僧侶の袈裟のお披露目、「袈裟 KESA COLLECTION」が行われた。この企画では、アフリカで自社縫製工場を運営し伝統の手織りや生地を使用した商品を展開しているアパレルブランドCLOUDY(銅治勇人代表)と法田寺がコラボレーション。
アフリカ現地で生地を加工し、僧侶が着用する袈裟を生産することで雇用の創出を狙う。色とりどりの袈裟をまとった僧侶が散華しながら本堂前に登場すると参詣者から歓声が上がった。
四種類の袈裟が出揃うと、岸顕正副住職と銅治勇人氏が袈裟に使われている生地の説明やアフリカの現状報告等をユーモアを交え対談した。袈裟を一着作成することでアフリカにおいての一週間分の食料支援になる。問い合わせは法田寺(電話044-522-1616)に。