2018年11月6日
大阪市 第二回野外研修会
【大阪市】平成三十年十一月六日(火)社会教化事業協会主催で第二回野外研修会が大阪市立弘済みらい園・のぞみ園(大阪府吹田市)で開催された。
今回の研修会場である弘済みらい園・のぞみ園は、児童養護施設(みらい園)・児童心理治療施設(のぞみ園)の複合型の施設で、日本唯一の施設である。活動内容は、生活指導・心理的援助・学校教育・医療の四本の柱で子どもたちの成長をささえている。研修では施設の概要・暮らす子どもたちの現状・施設での子どもたちへの指導方法、被虐待経験・情緒不安定・知的障害・発達障害・愛着障害等の様々な困難を抱えた子供たちとの接し方、子どもたちを社会に送り出すためにどのように導いていけばよいかを話された。その後施設の見学、学校から施設に戻ってきた子どもたちとのふれあいを行った。
施設内の案内では、参加者は施設見学中に学校から戻ってきた子どもたちと簡単な会話をしたが、中にはこちらに近づいて来ない子どももいたりして、コミュニケーションを取る難しさを実感でき、三時間ほどの短い時間ではあったが得るものが多く非常に有意義な研修であった。