全国の通信記事
2018年10月26日号
千葉西 日蓮聖人経石塚・道善御房供養塚顕彰報恩法要
【千葉西】宗務所(土井了真所長)は『日蓮大聖人経石塚・道善御房供養塚顕彰報恩法要』を十月二十六日、君津市妙長寺(山田妙眞住職)と君津市加名盛祖師堂にて開催し、僧侶檀信徒四十名が参加した。
法要前に参加者は管区謹製御題目写経をし、十三時より妙長寺本堂にて、山本隆真宗務副長(市原市・光福寺住職)を導師に法要が行われ、『報恩抄』の一節を参加者全員で拝読した。法要後、場所を加名盛に移し、参加者は加名盛の地主である本吉家から、祖師堂まで唱題行脚。祖師堂にて山本副長を導師に法要が営まれた。
法要後、御題目写経を顕彰碑に納経し、その後、参加者は加名盛山頂にある道善御坊供養塚を参拝した。
法要後の挨拶で山本副長は「報恩抄を拝読し、加名盛の地を参拝する、この顕彰活動を続けていくことが大事であると思います。広く世の人々に、加名盛のことを知っていただきたいです」とお礼の言葉を述べた。
岡山 岡山市妙玄寺の落慶法要
【岡山】10月26日高松山 妙玄寺の落慶法要が営まれました。ここは最上稲荷妙教寺の歴代執事長が住職を勤め、また羽柴秀吉の奇策「高松城水攻め」により家臣・家族5千人の命と引き換えに切腹した清水宗治公を供養しているお寺です。
大河ドラマ「軍師官兵衛」で一躍有名になった場所でもありますが、本堂・庫裡の老朽化が進み、平成21年より更地になっており、地元からも再建の声が上がっていました。
住職の杉本泰潤師は謝辞の中で「このお寺はには3世帯のお檀家さんしかおりません。その2つが東京に出ておられます。しかしながら、地域の方々の協力を得て落慶の運びとなりました。436年続いてきた古刹寺院の妙玄寺、今日が新たなスタートです!」と感慨深く語られていました。
千葉東・寺庭婦人研修会
【千葉東】10月26日、宗務所(冨永観瑞所長)主催による、日蓮宗千葉県東部宗務所平成30年度「教師寺庭婦人研修会」が宗務所(多古妙光寺)を会場に開催された。
本年は、宗門運動「立正安国・お題目結縁運動」の第3期開花活動の最終4年目となり宗門運動や布教方針を理解し、実践していくため、山形教享師(常任布教師、杉並区中道寺住職)を講師に研鑽をした。
開催にあたり冨永宗務所長は「講演を聴いて少しでも理解し実践、宗門運動の意識向上をし、行動から学んでいくことをしたいと思っている」と挨拶された。
講演は、合掌のことを中心に研鑽し、方針に添って少しでも理解し、本気で行い伝えることが大事であると語られ、質疑応答も交えた研修会であった。