全国の通信記事
2018年10月28日号
愛知名古屋で「一日、聞法の集い」開催
【愛知名古屋】10月28日、名古屋布教師会(西区妙圓寺住職 竹内寳祥会長)は東区壽元寺(石垣一鳳住職)において、「一日、聞法の集い」を開催し、約120名が参加した。
「一日、聞法の集い」は、名古屋布教師会の恒例行事。「お説教を聞くことが少なくなった現代、せめて1年に1日くらいは、心静かにお説教を聴聞する日があってもよいのではないか」との思いから始まり、今年で24年目となる。
本年は第1座を昭和区浄昇寺修徒 山川潮悦上人、第2座を東区大光寺修徒 村瀬正光上人、第3座を中区首題寺住職 加藤通幸上人の3師が、今回の統一テーマ「信仰の継承」について語られた。近年では家制度の崩壊や、子どもに迷惑をかけたくないなどの理由から難しくなってきているテーマだけに、参加者は熱心に耳を傾け頷いていた。
あわせて本年は東区本覚寺和讃会による日蓮聖人降誕800年記念和讃が奉納された。
2018年10月27日号
島根 松江市妙興寺で法灯継承入寺式
【島根】松江市妙興寺で10月27日、第23世 高梨貴年師の法灯継承入寺式が行われ、僧侶檀信徒約170人が参列した。開式に先立って稚児行列を行い、式では笹部一眞宗務所長から辞令伝達、払子継承が行われた。謝辞では貴年新住職が「師父が遷化してから本日に至るまでの9ヶ月間はお檀家さんに支えて頂きました。本日第23世の法灯を継承させて頂いたからには新住職として皆様から頂いたご恩に報い、妙興寺の護持発展に尽力していく所存で御座います。」と力強く決意表明した。
兵庫東 清光霊神社殿落成披露式
【兵庫東】10月27日、神戸市行守寺(清水教信住職)で、清光霊神社殿落成披露式が行われ、檀信徒50人がお祝いに駆け付けた。清光霊神は先代住職清水日實上人が加行所第五行修行中に『我を土地の守護神として祀り給え』と霊示を受け、成満後に同寺境内に社殿を建設し勧請した。ところが、近年阪神大震災や台風の被害により社殿が倒壊し、御神体を本堂に移してお祀りしていた。
今回、総御影石による風雨や災害に強い社殿を再建し、併せて境内の大規模な整備を行った。清水住職は『このお寺の土地は、邪馬台国があったころの豪族の遺跡だった。社殿と境内の再建事業によって、お参りいただく皆様がその英霊と清光霊神様から御守護をいただいていると感じていただければ』と挨拶し、檀信徒からも歓喜の声が上がった。