全国の通信記事
2018年10月28日号
山梨2 日向山仏舎利平和宝塔大祭
【山梨2】十月二十八日、市川三郷町、日向山に於いて日向山仏舎利平和宝塔奉賛会主催の大祭が行われた。三十一回目を迎える今回の大祭では世界平和祈念のため、万灯や和讃の奉納に引き続き、地元寺院各僧侶による法味言上が行われた。
また各寺院より持ち寄られた品物で、山梨二部社協会主催の災害救援バザーも開催され、八万九千五百円を売り上げた。
福井中 九月講龍口法難会降誕八百年慶讃法要
【福井中】福井県中部管内では、十月二十八日に家久聞法寺(竹田法道住職)に於、九月講龍口法難並びに御降誕八百年慶讃法要が行われた。
当日は天気が心配されたが、小雨の中、檀信徒約150名以上の参拝者の中、午前中に行われた、九月講龍口法難会には、正・副干与、門中十ヶ寺、有縁寺院各聖ご臨席のもと営まれた。
午後からは、晴天の中「こぞうくん」と交流を深めた子供達と練行列に始まり、御降誕八百年慶讃法要が大導師に妙泰寺(三井龍教住職)、脇導師に福井妙長寺(山内是正住職)、正副干与、有縁寺院各聖を迎えて厳修され、代紋・蝶々による天童祭文・稚児問答、献供・御稚児さんとの行道で堂内を読経で賑やかに行われた。
馬田行康宗務所長より労いの祝辞を頂き、
謝辞では住職・総代より尽力を注いで頂いた檀信徒に感謝の言葉を、また多数の参拝者にはお礼の言葉を掛けられ、盛大な大法要は幕を閉じた。
宮崎・鹿児島・沖縄 川南町智浄寺で入退寺式
【宮崎・鹿児島・沖縄】雲一つない 秋晴れの中 太平洋に面する港町10月28日 宮崎県川南町智浄寺のお会式に併せ入退寺式が行われた。 第5世片寄智雄上人は昭和55年から本年に至るまで36年150日間 智浄寺の住職として寺門繁栄と檀信徒教化はもちろん、地域社会の福祉と人心の安寧に貢献されてこられた。そのため、檀信徒はもちろん漁港関係者や商業組合の方々も多く参列され華を添えた。 智雄上人は「先代住職が早くにご遷化され、右も左もわからない中36年前住職を任され、不安でいっぱいでした。しかし、智浄寺の檀信徒と地域の方々の力、そして家族の支えのおかげでここまで来ることができました。本当に感謝申し上げます」と謝辞をされ、涙を流される方もおられた。 新住職 第6世片寄智康上人は「師父の想いと薫香を受け継ぎ、さらなる宗門の興隆、智浄寺山門の隆昌、檀信徒教化に精進する」と力強く語った。 山門を出ると、目の前には太平洋が広がる。新住職智康上人と檀信徒のお題目信仰が川南をはじめ、太平洋のように広大に響き渡っていくように感じた、温かい入退寺式であった。