2018年10月26日
岡山 第三十回檀信徒研修道場
【岡山】去る十月二十六日、玉野市玉に位置する大聖寺(千北隆幹住職)に於いて、第三十回岡山管区檀信徒研修道場が行われ、妹尾・玉野組寺十一ヶ寺の檀信徒三十八名が参加した。
当日は、爽やかな秋晴れに恵まれ、午前十時から大野玄秀宗務所長(太然寺住職)導師による開講式が行われた。
写真撮影の後、十時半より佐久間潮修師(道林寺住職)指導のもと、正しい数珠の持ち方・お経本の詳しい説明と共にお経練習が行われた。
引き続き、岡山立正青年会制作の写経用紙を用いて自我偈の写経が行われ、朝崎玄暢師(興善寺住職)より心構え・作法等の話があった。
皆、一字一字丁寧に心を込めて書いていた。
昼食を挟み、秦宏典師(不変院住職)によるレクリエーションが行われ、参加者は心身共にリラックス出来たようである。
続いて、岡田真水師(妙興寺修徒)により、『お祖師様と共に災害の世を生き抜く』と題した法話が行わた。専門は環境宗教学とのことで、環境の視点を取り入れた宗教の話に、興味深く真剣に聞き入っていた。
その後十四時半より、平野泰真師(妙圀寺住職)導師のもと唱題行が行われ、最後に、午後三時からの閉講式をもって研修終了となった。
お寺を後にする参加者の表情からは、満足・充実の気持ちが感じられた。
この管区研修道場は年二回行われており、次回は来年平成三十一年春に、倉敷地区に於いて開催される予定である。