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2018年10月14日
埼玉 川越市妙昌寺で法燈継承入寺式
【埼玉】10月14日、川越市妙昌寺にて第三十三世沼田洋順師の法燈継承入寺式が営まれ、僧侶・檀信徒あわせて200名が参列した。
当日は、早朝から雨が降り少し肌寒かったが、式が始まる頃には晴れはじめ雨上がりの少し汗ばむ陽気となった。本堂において、法要に先立ち宗門より退任される沼田正順前住職へ長年に渡る寺門興隆の功績に対し、一級法功章の授与と沼田洋順新住職に辞令が三枝泰英埼玉県宗務所長より伝達された。次いで、払子継承では正順前住職から洋順新住職へ、住職の証である払子が手渡され法燈が継承された。洋順師は、御宝前に向かい力強く払子を振り上げ入寺式が厳修された。正順師は謝辞のなかで「新住職には、お寺を護り大きく育てて
いただくことを願いまして退任のご挨拶とかえさせていただきます」退任の言葉を述べた。引き続き、新住職となった洋順師は「皆様の真心に囲まれ式典を挙げるうえは、妙昌寺の檀信徒と共に妙法弘通、寺門繁栄に邁進していく所存です」と一言一言に気持ちを込めて謝辞を述べた。