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2018年9月6日
北海道南 青年会が先師法要
【北海道南】青年会(波岡輝昭会長)は9月6日、八雲町妙泰寺(池浦寛道住職)で第3回先師法要を行い、会員を含め僧侶、檀信徒あわせて50名が参加した。参加の青年会僧侶は前日から準備で町内に宿泊であったが、6日の未明3時7分、北海道では観測史上初となる震度7を記録した北海道胆振東部地震が発生した。地震の影響で延期も検討されたが、参加者の自坊に大きな被害がなかったことなどから開催された。北海道全域にわたる停電の中、堂内中のロウソクをご宝前に集めての法要では、120本の塔婆が立てられ管内布教伝道の先師先哲への報恩感謝とともに、全国災害犠牲者への回向と被災地の早期復興祈願がなされた。
池浦住職は「電気も水も食べ物もない中、またそれぞれ自坊の心配がある中、開催して頂いた今日の法要は一生忘れられない。ありがたかった」と謝辞を述べた。