2018年8月27日
山梨1 南北会が五十周年
【山梨1】本年八月二十七日 山梨県南巨摩郡南部町妙久寺にて第五十周年の南北会が開催された。昭和四十三年(1968年)夏の信行道場を終了以来、三十五日間で培った法友関係はその後半世紀の間途絶えることなく毎年開催されてきた会である。訓育主任塩田義朗先生(熊本正立寺)、訓育副主任田邊壽昭先生(東京蓮秀寺)ら指導の先生方を囲みながら親交を深めてきた。月日の流れる中、お互いを切磋琢磨して過ごした五十年を節目として行われた法要では、
塩田義徹師(宗務院伝道局長 熊本正立寺住職)を会頭として全国津々浦々
より二十八名が集まった。塩田義朗先生、田邊壽昭先生を始め、遷化された
道場生の一人一人の増円妙道を祈り、また降誕八百年に向けての各寺院の隆昌と
各寺族、檀信徒の家内安全などがあわせて祈願された。その後信行道場に移動したが、第三期道場が開催中とのことで外より合掌礼拝した。
五十年という永きに渡り結束してきたのは法の繋がりのみならず、訓育主任、
訓育副主任各先生の御人柄をしたっておのおのが心を寄せ合ってきたからである。酷暑の日差しが照り付ける中、往時の様々な出来事が思い出として蘇り幾度となく道場の姿を振り返りながら身延をあとにした。