2018年8月23日
神奈川1 大岡川施餓鬼法要流灯会
【神奈川1】平成30年8月23日。横浜市中区末吉町の「旭橋」際の大岡川河畔において、立正和協会(原慎定会長)主催の大岡川施餓鬼法要流灯会が営まれ、数多くの僧侶・寺庭婦人・檀信徒が参列した。
昭和24年吉田橋際で行われた第1回流灯会より数え本年度で70回目を迎えたこの法要では、関東大震災や太平洋戦争で亡くなられた戦没者、近年頻発する地震・風水害等の天災の物故者、交通事故・水難事故等の都市災害の物故者、祖先を始めとする過去因縁の一切の精霊の供養のために施餓鬼法要を営み、法要中に法号・名前を書いた灯籠を流し供養を行っている。
午後6時より施餓鬼法要が立正和協会原慎定会長導師のもと開式され、導師による表白ののちには神奈川県第一部寺庭婦人会により和讃の奉唱が行われた。和讃奉唱後に式場で自我偈が転読されるのと時を同じくして灯籠流しがはじめられた。
開式当初降っていた雨も灯籠が流れる頃には止み、200人を超える参列者が掌を合わせ供養の気持ちを向けるなか、本年度供養された約400個の灯籠はゆっくりと列を描くように横浜の繁華街を流れる大岡川を下っていった。