2018年8月1日
山梨3 第22回夏休みお寺1日体験
『 山梨県第三部社会教化事業協会
第22回夏休みお寺1日体験 』
【山梨3】社会教化事業協会(中村義恵会長)は8月1日、「第22回夏休みお寺1日体験」を開催した。
今年で22回目となったこのお寺1日体験は、身延山の参拝を中心に行われ、39名の小学生が参加し大いに賑わった。
先ず初めに集合場所の長遠寺(中村義恵住職)で開会式が行われ、会長の中村義恵上人より一日の行程が説明された。続いて宗務所長の岡本正富上人より「これから行くお寺は日蓮宗のお寺の中で一番大事なお寺です。バスに乗って皆で外に出る事は楽しいとは思うけど、遊びに行くわけではないので、自分勝手な行動を慎んでください。一人の勝手な行動が、皆の迷惑になってしまいます。ですから各班の班長さんは自分の班にいる低学年の子供達の面倒をしっかり見てあげて下さい。今日一日、皆仲良く各々助け合い、今から出発する自分より、帰ってきた自分が成長出来ているように頑張ってください。」と激励の言葉を送られた。出発する前には本堂にて団扇太鼓を打ちながらの唱題の練習を行った。初めて参加する子、今年で6回目の参加で最後の参加となる子、皆で大きい声で心を一つにして無心で太鼓を叩き、きれいに声を揃えてお題目を唱えるようになるまで上達し、一行は身延へと移動した。
身延に着き、山門上の十六羅漢へと参拝した後、身延山の大本堂では練習した団扇太鼓を打ち、大きな声で日蓮聖人へお題目の供養を行った。長遠寺へ戻り、各々が今日体験した出来事を感想文や絵を書いた後、当寺の鐘楼を打つと参加者の子供たちは「すごく楽しかったので、また来年も参加したいです。ありがとうございました。」という感謝の声を聞かせてくれた。