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2018年7月30日
石川1 海の寺子屋
【石川1】海の寺子屋が、七月三十日から一泊二日で行われた。福井市大丹生町の大乗寺を会場として、二十名が参加してお寺のマナー教室や掃除に励んだ。今年は法要について知ってもらうため、参加者には木鉦や引磬などの仏具に触れてもらった。初めはおそるおそる触っていたが、それぞれに工夫してきれいな音が出ると、嬉しそうに笑みがこぼれた。実際に朝夕のお勤めや、災害犠牲者慰霊法要でも参加者が諸役を務め、法要の意味や仏具の大切さを学んだ。また、特別な華葩にそれぞれの想いを込めてイラストや願いを描き、慰霊法要では切散華を唱えながら自作の華葩を撒いた。その他ビンゴ大会や海水浴を楽しみ、親元を離れての修行体験は無事終了した。今回は、例年よりも楽しみを減らして学びの要素を増やし、正座を痛がる参加者が多かったが、我慢しながら一生懸命取り組んでいた。