2018年7月15日
新潟西 萬巻会と中越沖地震12回忌慰霊法要
【新潟西】例年になく猛暑が続く中、日蓮大聖人着岸地である新潟県柏崎市番神堂(秋山文孝主管)で7月15日に萬巻会、翌16日に中越沖地震12回忌慰霊法要と慰霊行脚が行われたました。
15日の萬巻会では、番神堂主管である秋山僧正導師のもと、多数の僧侶の出仕により、午前は力強い修法による法要とお説教、午後から寺庭婦人と檀信徒30名による法華和讃奉納と施餓鬼大法要が執り行われました。参拝者も多く来られ、堂内は熱気にあふれていました。
16日は新潟西部青年会(会長 宮田幹雄上人)による中越沖地震12回忌慰霊行脚を妙行寺(秋山文孝住職)より番神堂まで力強いお題目と団扇太鼓を打ち鳴らしながら行い、炎天下の中、多くの方々がお題目で迎えてくれました。中越沖地震が発生した10時13分、全員で黙祷を捧げ、慰霊の梵鐘を主管である秋山僧正より打ち鳴らし、震災殉難者の慰霊を祈りました。法要後、秋山僧正は挨拶の中で、中越沖地震が起こって11年が経ちました。番神堂の鐘楼堂が無惨に潰れていたことや年内に鐘楼堂を復興させるため、大変苦労されたことなどを話され、最後に中越沖地震やその他頻発する災害で亡くなった人のご冥福と被災地の速やかな復興をお祈りいたします、と言われ、法要を終えられました。