2018年7月4日
宮崎鹿児島沖縄 声明師・布教師会が研修会
【宮崎・鹿児島・沖縄】三声明師会(吉田静正会長)と布教師会(吉田憲由会長)の研修会が7月4日、宗務所の宮崎市立正寺(森下恵裕住職)にて開かれ、教師17名が参加した。
先ず声明師会では総会に引き続き、研修が行われ、講師として長崎県実相寺梶原一乗上人に来て頂いた。
研修では、御降誕800年九州教区大会で披露される、「蓮崋の如く一縁生」の和讃を練習。参加者は8寸の内輪太鼓を持ちより、何度も何度も研鑽を繰り返し、1時間後には音程と歌詞をしっかりと奉納できるまで上達され、大会の奉納がとても楽しみとなった。
布教師会の研修では「大村法華とキリスト教」を学んだ。戦国時代から江戸時代の波乱の中、大村法華信仰が多くの迫害にあいながらも、強い信仰心と団結力を高め、たくさんの寺院を長崎に建立された歴史から、研修を受ける僧侶の眼差しも熱く、これからの布教活動の参考になった。
九州各県の日蓮宗寺院はさまざまな歴史がある事を学び、これからも研修を通して、たくさん研鑽していき、御題目がたくさん鳴り響く地にしていきたい。