2018年7月2日
青森 身延・鎌倉方面への団体参拝
【青森】宗務所(秋田堯瑛所長)は7月2~4日、檀信徒と教師・寺族合わせて約90名が身延・鎌倉方面への団体参拝を行った。当管区の宗務所団参は、信仰と親睦を深めることを目的として4年に一度開催されている。
祖廟輪番奉仕では妙現寺(秋田堯瑛住職)護持会長の川上誠一さんが誓いの言葉を読み上げ、聞法寺(工藤堯幸住職)檀信徒の平泉翔吾さんが輪番旗奉持者となって先導した。また、大本堂内に於いて和讃『身延の日蓮聖人』を全員で奉唱した。思親閣を参拝後、一行は箱根へ向かった。箱根では温泉や食事を堪能し、旅の疲れを癒した。
最終日は霊跡本山龍口寺を参拝。ご開帳の後に和讃『日蓮聖人奉讃歌題目』を奉唱して感謝を伝えた。続いて本間日恩貫首猊下による龍口寺の由来や「龍口で日蓮聖人が命を長らえたからこそ、現在まで信仰が続いている」という説明を聞き、一同は750年以上続く信仰の継承に思いを馳せた。法要後の休憩では名物の牡丹餅クッキーが振る舞われた。参加者はパッケージに書かれている字を見て「湘南と消難を掛けていて面白い」と和みながら舌鼓を打っていた。
川上誠一さんは、「誓いの言葉という大役をいただき、とても良い体験をさせていただいた。さまざまな場所も見学でき、充実した団参だった」と感激を口にしていた。