全国の通信記事
2018年6月22日
神奈川2 神奈川県3宗務所合同布教講習会
【神奈川二】平成三十年度神奈川県下三宗務所合同布教講習会が六月二十二日、横須賀市大明寺(住職・楠山泰道宗務所長)で行われ、僧侶七十二人が出席した。
午後一時から、大明寺本堂で開会式。楠山所長を導師に法味を言上したあと、客殿に移り、藤田庄市氏(フォトジャーナリスト・日本写真家協会会員)が「修行と信仰」と題して講演した。
講演では、各宗教宗派の修行を実地体験し、修行者に密着取材をしてきた藤田氏が、修行の複雑さと危険性、修行の意義・意味を説明し、自身の山岳修行体験や各宗派の修行の様子を具体的に説明した。
その後、藤田氏と楠山所長(京浜教区長)をパネラーに行われたパネルディスカッション・質疑応答では、「修行による神秘体験について」「宗教修行と精神作用、スピリチュアリティ、マインドコントロールについて」「修行によってもたらせられる信心の心理について」「伝統仏教の修行とカルト、マインドコントロールのための修行の違い」「宗教の魅力、カルトの魅力について」など、活発な討論が交わされた。