2018年6月18日
東京東 宗務総長退任・宗会議員就任の慰労と激励
【東京東】「小林順光師宗務総長御退任・持田貫信師宗会議員御就任」御慰労並激励会が6月18日、日本橋ロイヤルパークホテルを会場に、金山見学協議員会議長・小山内功静布教師会長・林貫恵修法師会長・伊藤海祐声明師会長・吉田英修社会教化事業教会長の各聖が発起人となって開催され、管内はじめ有縁の教師74名が出席した。
伊藤師先導のもと両師入場後、発起人代表の金山師より挨拶、内山堯邦宗務所長並びに持田日勇貫首(本山茂原藻源寺)、外山寛穂宗務所顧問の各聖より祝辞、林師・吉田師より記念品の贈呈がなされた。小林前宗務総長には、宗祖降誕八百年関連行事・事業の策定および予算の確定、また、毎年8月15日に奉行される千鳥ヶ淵での法要はもとより広島・長崎・沖縄各県における慰霊並びに平和祈願法要の厳修、東日本大震災に対する復興支援、殊に両親を亡くされた里親会への支援といった立正平和活動への取り組みなど、御功績の一端が御慰労旁々紹介され、また、持田宗会議員には、「海外布教や宗門中枢である宗務院伝道部奉職で培われた豊富な経験と知識で、高い見識をもって宗門興隆のためにご活躍頂きたい」と激励の言葉が贈られた。
これを受けて、はじめに小林前宗務総長より挨拶があり、御礼とあわせて就任四年間の喜びの一つとして、「将来、宗門を背負って立つのだぞ」という実父のかつての言葉に応えるべく、加行所入行会・成満会において、実弟の武井良行千葉県北部宗務所長(当時)と兄弟揃って、宗務総長として祝辞を述べられたことを挙げられ、結びには幕末の学者である佐藤一斎の言葉を引用して今後も宗門のために努力する所存であることを述べられた。また、持田宗会議員は御礼とあわせて、「分かりやすい宗門機構、よりフェアな組織形態を目指して精進して参りますので、各聖にはご指導ご鞭撻をお願いしたい」と決意を述べられた。
最後に、小山内師より開催御礼の言葉が述べられ閉会となった。尚、各師の挨拶冒頭には、当日の朝に発生した大阪府北部地震に対して、犠牲者のご冥福と被災者の安全確保、被災地の復旧を祈念する言葉が述べられた。