2018年6月17日
新潟西 柏崎市深光寺で本堂落慶式
【新潟西】6月17日、新潟県柏崎市深光寺(高野晃史住職)において震災復興本堂落慶・宗祖800年慶讃法要が晴天の中、執り行われた。多くの僧侶・檀信徒が参列し、新しい本堂の完成を祝った。平成19年7月16日、新潟県中越沖を震源とする地震によって、柏崎市をはじめ近隣の地域で大惨事になり、深光寺も本堂並びに山門が倒壊し、庫裡は倒壊の危険が高いため赤紙を貼られ、住職の家族は仮設住宅で辛く不自由な生活を余儀なくされた。それから11年、住職を中心に日蓮宗や神楽坂法縁の皆様、正・副干与人そして何より檀信徒の尽力によって、立派な本堂が完成した。落慶式には大導師に柏崎市妙行寺住職秋山文孝僧正、副導師に刈羽村妙満寺住職秋山文裕上人と長岡市泉蔵寺住職中曽根勇詮上人、式衆に近隣の僧侶が務
め、多くの参列者によってお堂内を埋め尽くされ、盛大な法要となった。
法要の謝辞で住職は、檀信徒も被災される中、お寺の復興の為に協力をして下さったことや神楽坂法縁への感謝とを述べられ、新しい本堂の完成を檀信徒と共に喜びを分かち合っていた。