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2018年5月31日
静岡西・檀信徒協議会総会開催
【静岡西】管内の檀信徒協議会総会が、五月三一日、掛川市正願寺(中村宏人住職)で開催され、各寺院檀信徒代表らならびに僧侶計約百十名が参加した。議事後、参加者全員で唱題行を行い、本堂内に力強いお題目の声が響いた。講演では、全国檀信徒協議会会長池上幸保氏が「寺院役員の役割と檀信徒の心得」と題して信仰心を守り残していくことの大切さを語った。最近では子どもがいても一緒に住んでいないという家庭も多く、子や孫とともにご先祖さまに手をあわせる、お題目にふれる時間を積極的に持つようにしている自身の日ごろの信仰のあり方も紹介され、参加者らは親しみやすい池上氏の語り口に大いに頷きながら、あわせて変動する現代日本の社会や家族のあり方、それにお寺がどう対応してゆけるかなど幅広い話題に熱心に耳を傾けていた。