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2018年5月27日
大分 青年会有志が自死者の供養
【大分】5月27日、大分県別府市にあるオアシスサロン寺子屋境川(垣迫治治氏)で、大分県議員、別府教育長、遺族関係者など30名が参列し、延隆寺(首藤泰隆住職)が導師を、大分県日蓮宗青年会の有志が式衆を勤め、自死者の供養が行われた。
オアシスサロン寺子屋境川は垣迫治氏が「心を学ぶ場をつくりたい」と、首藤師に協力を仰ぎ平成24年から様々な活動している。垣迫氏は「年間の自死者は全国で3万人。大分県では200人といわれています。自分で自分の命を終えてしまう方はさぞ苦しかったでしょう。そして残された遺族の事を思うと言葉が出てきません。本日の読経と皆様の祈りが自死者へ届き、また自死をする人が一人でも減っていただけたらと切に願います」と挨拶した。供養後はお斎の席に別府市長も加わり、命についての意見が交わされた。