2018年5月14日
銚子妙福寺ー妙見堂再建竣工落慶式
【千葉東】銚子の妙見様 海上山 妙福寺(廣野観匡住職)は宗祖降誕800年慶讃報恩事業として、妙見宮の再建新築工事を行っており、この度竣工したので、落慶式を行った。
妙福寺は銚子の安泰のため、徳川幕府の肝いりもあり、旧八日市場市入山崎より引越した。妙見宮本殿は1716年第25世日逢上人の時に建立され、明治31年第38世日要上人の時代に拝殿が建立された。
平成23年の東日本大震災の余波により損傷を受け、次の震災では倒壊の危険性が高くなり、解体新築せざるを得ない状況になってしまった。
平成28年2月26日解体、同年4月26日地鎮祭、仏具の修復・建物周りの新設などにより、2年3か月の歳月がかかり本年5月に竣工した。また、彫刻・虹梁・木鼻等再利用できうるものは組み込み、威風を保つ事ができた。
建築費用については賛同者からのみ協賛金をいただき、「寄付のお願い」は一切おこなわなかった。それでも「寄付のお願い」をして周った先代住職の本堂新築工事と同額以上の寄付が集まり、廣野住職は妙見大菩薩及び協賛の皆様に感謝申し上げている。