2018年4月21日
兵庫西 姫路市法華寺で入退寺法要
【兵庫西】新緑の季節を迎え、天候にも恵まれた四月二十一日、兵庫県姫路市大乗山法華寺に於いて、入退寺法要が盛大に執り行われた。当日は約百名の檀信徒が参加し、まずは寺門繁栄・檀信徒の家内安全を願って、午後二時より修法法要が行われた。
それが終わると本堂にて僧侶三十名が出仕し、法華寺檀信徒が見守る中、法燈継承奉告式が営まれた。前住職森日洸上人の退穏奉告文の後、払子授与、そして新住職森勝亮上人の入寺奉告文があった。最後の挨拶では院首となった森日洸上人は長年支えてくださった檀信徒の方々への感謝を述べられ、新住職森勝亮上人からはこの法要への御協力の感謝と変わらぬ御厚誼の旨を述べられた。
総代護持会長の飯塚重惠(しげよし)氏は、
「本日は天候に恵まれて、なによりでした。院首と成られました日洸上人は法華寺の本堂・庫裡を大改修され、また大本山本圀寺の九十九世に成られるなど立派な方でした。この度入られました勝亮上人も大荒行を三百日つとめられるなど立派な方です。後継者不足との声も聞こえる中、有り難い事だと思っております。これからも総代・世話人協力して法華寺を支えて参りたいと思っております。」
と語って下さった。