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2018年4月15日
山梨2 十三参りと大自在観世音菩薩祭
【山梨2】4月15日(日)富士川町妙性寺(永森湛修住職)に於いて、十三参り並びに大自在観世音菩薩祭が開催された。
今年13歳になった子供たちを、大人の仲間入りとするこの行事は今年23回を数える。あいにくの雨天であったが、来山した9人の子供たちは「奉書の儀」として本堂にて色紙に「正」の字を書き、脇堂にて勧請される虚空蔵菩薩の元に納め、その智慧にあやかった。その後住職より、健やかな成長を期して、特別加持を受けた。
また本年は、かつて十三参りをした2名の女性が来山し、13歳の時に書いた色紙を受け取り、成人した報告とかつての字を懐かしんでいた。
大自在観世音菩薩祭では雨も上がり、当山境内地にある立像の前で法楽が厳修された。また、本堂にて「がんサバイバー」杉浦貴之氏の講演があり、集まった方達は真剣な眼差しで話と歌に聞き入っていた。