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2018年3月7日
宮城 第11回檀信徒研修道場
【宮城】平成30年3月7日、宮城県宗務所(日野教恵所長)主催により宮城県石巻市・法音寺(谷川正明住職)を会場に管区檀信徒研修道場を開催し、教師檀信徒総勢140名が集った。
日野所長は初めの挨拶で「私の在任期間中では震災慰霊法要は続けたい」と話した。昨年で東日本大震災の第7回忌は過ぎたが、毎年研修道場は震災慰霊法要を兼ねて開催している。そして、本年の会場寺院は石巻市・法音寺。谷川住職は震災の苦労話や被災体験を話し、参加者は震災時の厳しさや悲しみを思い出した。
講演では宮城県聲明師会・菅野貫順会長が「仏事作法について」と題してお話をした。日蓮宗の大曼荼羅による世界観を説明しながら日常的にどのような仏事作法をするかを分かりやすく説明した。
最後に東日本大震災追善法要を参加者全員で厳修し、薄れていた当時の記憶を思い出し、参加者全員が慰霊の心持ちで手を合わせ、読経していた。