2018年3月6日
佐賀 九州教区檀信徒研修道場
【佐賀】3月6~7日九州教区(田中英康教区長)では、佐賀県宗務所当番にて第34回教区檀信徒研修道場が、約100名の参加にて嬉野温泉・ホテル桜を会場にて開催された。
第1・2講は福岡県前布教師会長・渡邊和弘師が『知って伝えようお題目』~立正安国・お題目結縁運動に向けて~と題し講義が行われた。南無妙法蓮華経をお唱えする事は、仏様そのものである。その心で人様の為、何かの役に立てる生き方を実践する事が宗門運動であり、その生き方を弘める事が宗門運動の結実であると講演した。
第3講は、薩摩琵琶奏者・北原香菜子師により『薩摩琵琶・時空を超えて語り継ぐ』と題し行われた。琵琶は仏教と共に伝来したもので、仏教とは切り離せないものであるとの事。薩摩琵琶の古典に、祖伝にまつわる「龍の口」がありその演奏から始まり、「西郷隆盛」と続いた。凛とした姿での演奏に、参加者も姿勢を正して大変熱心に聞き入っていた。
2日目は、小城市・松尾山護国日光勝寺に参拝し参加者全員で法味言上。平井日延貫首猊下よりご親教を頂き、参加者一同有難く拝聴していた。最後に修了式が行われ、30回目の参加である江本信子さん(熊本・玉祥寺檀徒)に代表して修了証授与された。