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2018年3月3日
北海道西 国祷会
【北海道西】北海道日高浦河町圓久寺(古田智康師自坊)で3月3日、世界平和国家安康の国祷会が営まれ260名が参列した。
前日まで北海道全域で暴風雪警報が発令され開催が危ぶまれる中、寺族檀信徒は寒風の中帰山する住職や一緒においでになるお上人様を迎えなければならないと準備をしていた。
当日は打って変わり朝から晴れ渡り、共に苦修練行を成し遂げた行僧9人と共に水行式に臨んだ。朗朗と唱える水行肝文は山腹に建つ堂宇を包み込むように響き渡り、檀信徒は共にお題目を唱え感涙していた。北海道西部宗務所第四組では初めての副伝師である古田智康師は、副伝師を拝命し荒行僧の訓育にあたる重責を果たすことが出来た事を、諸仏諸天そして師父上人へ感謝を述べていた。
また元副伝師で地元選出宗会議員佐藤光則師、元副伝師泉水慎道師、若松宏泉師、管内修法師会を代表して廣瀬恵伸師各師が参列して祝辞が述べられ盛大に国祷会を終えた。