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2018年2月22日

神奈川3 小泉海文師帰山報告式

神三180306小泉海文師 (1)hp用【神奈川3】二月二十二日(木) 二月二十二日(木)、伊勢原・学清山法眼寺にて、小泉海文日浄上人・日蓮宗大荒行堂結界修行五百日成満帰山奉告式が執り行われた。
午前十一時、本堂正面にて同行僧七名と共に迫力ある水行式が行われた。
午前十一時半、日浄師の帰山を祝し参集した檀信徒が参列する中、法眼寺本堂にて帰山奉告式を厳修。式に先立ち、吉澤順将日勧正伝師より結界修行五百日成満の允許証の授与が行われ、「伝師として小泉上人に後輩のお経の指導を欲しいということで読経班の総監督をしていただきました。お蔭さまをもちまして今年度の荒行僧が人数は八十四名でしたが百五十名近い人数と同じくらい声を出しておりました。それも小泉上人が率先して大きな声を出されていたという印象が残っております。今や我々日蓮宗の中で小泉上人は五本の指に入るお経が達者なお上人です。修法師にとって五行成満というのは大変名誉なことでございます。これ以上のご精進をお願い申し上げます」と、成満の祝辞を述べた。
続いて、山﨑浩道所長より五行皆伝伝師僧正の認証状が授与され、「小泉上人は真面目で自ら厳しい修行を課す、行という言葉が自然に出てくるお上人です。管内の修法師の中でも強い信念を持った方だと思います。本日は誠におめでとうございます」と祝辞が送られた後、帰山奉告式が開式。 式中、帰山奉告文にて、 日浄師は、「我山御宝前に正中山法華経寺伝主新井日湛猊下、正伝師吉澤日勧猊下ご真筆の大曼荼羅を掲げ、一心に法華経を読誦し秘妙五段・法楽受容を持って同行の聖僧、一会の大衆と共に、沙門日浄五行皆伝本尊僧正帰山報告の式典を厳修し奉る。これより修法布教・法華経読誦を推し進め報恩に帰し、粉骨砕身、先代日嘉上人・明世法尼導きの元、惰らず謙虚に自己を律することを誓願し奉る。願わくば當山並びに弁天堂興運隆昌、檀信徒各家、家運栄盛・子孫長久、現当二世所願決定円満ならしめたまわんことを」と力強く法眼寺御宝前に誓われた。
法要の最後に岩田譲晃修法師会長より「小泉上人は私が再行の時の初行で、同じ読経班で一緒に修行させていただきました。今考えてみますと小泉上人が修行に取り組む姿は真面目そのもので、一心に修行していた姿を思い出すばかりです。一百日のご修行大変ご苦労されてきたとは思いますが、修行の成果を今後とも活かす道にご精進いただきますよう祈念いたします」と祝辞が述べられ、古谷利夫法眼寺総代に続き日浄師が「先代がお前と二人で五行で木剣を振るのが夢なんだとよく申しておりました。しかし四回目の行を出た後、入る踏ん切りがつかず、そうこうしている内に先代が遷化してしまいました。このままでは自分自身がもっと修行をして檀信徒の皆様にお経を上げることが出来ないのではないかと思い五行を入る踏ん切りをつけました。百日の修行の中で一所懸命に自分を磨いてまいりました。これからも益々自分を磨き頑張っていきたいと思います」謝辞を述べ閉式となった。
帰山奉告式終了後は、照國へ会場を移し、 成満の祝宴が開かれた。今後の小泉海文日浄師の益々の活躍を、そして法眼寺の更なる発展が感じられる一日であった。

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新年のご挨拶。

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