2018年2月12日
宮崎・鹿児島・沖縄 吉田憲由上人の帰山式・節分会
【宮崎・鹿児島・沖縄】2月12日南国の地、宮崎県都農町龍雲寺にて住職吉田憲由上人の帰山式並びに節分会が執り行われた。
龍雲寺は平成19年まで単立寺院であったが、日蓮宗に復帰し吉田憲由上人が住職に就任され、平成26年には新本堂建立に至った。今回、吉田憲由上人は「新本堂建立の御礼を込め」と南九州では40年ぶりとなる第四行に挑まれた。
龍雲寺の節分会では、「ちからわく水行」として毎年108名もの一般の方々が水行に来られる。今年は吉田憲由上人が100日間留守にしているにもかかわらず、都農町観光協会ホームページ掲載や地元民放テレビの協力もあり、108名の水行はすぐ予約いっぱいになり当日250名を超える方々のお参りがあった。
行列で帰ってこられた住職を100日ぶりに見られた、檀信徒はもちろん、一般の方々もあまりの変わりように涙を浮かべながら、力強くうちわ太鼓をたたき、かすんだ声でお題目をお唱えしお迎えした。
新本堂には入りきらず外のテントにもたくさんの方々が見守る中、法要が始まり力強いご祈祷が執り行われた。
檀信徒の方は「うちのお寺は“龍”の文字がついており、“龍”がまつられています。今回南九州から40年ぶりに4回目の荒行に挑まれた吉田住職が私達の誇りでもあり、今回ご祈祷をしていただいてたくさんの水神様の力をいただきました。この気持ちを檀信徒の方だけではなく、都農町民みんなに分け与え、龍雲寺から都農町全体が活性化することが楽しみです。本当に吉田住職ありがとうございました」と涙を浮かべながら答えていただいた。
周りの方々を常に考え、周りの方々の事をもの凄く大切にされる吉田憲由上人の人柄がとても見られた心温まる帰山式でした。