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2018年1月17日
兵庫東 阪神・淡路大震災1.17のつどい
【兵庫東】青年会(小原蒼渓会長)は、1月17日神戸市中央区東遊園地で、「阪神・淡路大震災1.17のつどい」に参列した。早朝より雨が降りしきる中、発生時刻の午前5時46分、同園内竹灯籠前で一般参列者とともに黙祷した。続いて、毎年ボランティアの人たちによって作られた雪地蔵に一読し、物故者の霊位に回向した。
今年は東遊園地内の「1.17」の竹灯籠に「伝」という文字が加わった。当日、鎮魂の灯籠の明かりが雨粒で消えないよう傘を添える姿があちこちで見受けられた。その光景はあたかも、この大災害の記憶を風化させてはならない、被災した経験を後々まで伝えたいという思いにあふれていた。
どれだけ時間が流れても変わらない思いの中、青年僧の読経の声が公園内に響き渡った。
その後、当時被害の大きかった同市中央区本妙院(大塚泰寛住職)、同市東灘区妙見寺(富田智妙住職)にそれぞれ移動し、阪神淡路大震災発生23年の慰霊法要を行った。