2018年1月14日
長崎 長崎市妙光寺で寒中水行会
【長崎】一月十四日(日)長崎市鳴滝町 七面山妙光寺(楠本?昇住職)にて第三回寒中水行会が五才の園児から八十歳まで約三十名の老若男女が参加して開催された。丁度長崎は寒波襲来の折、気温0.8度の中、円成祈願のご祈祷の後、男性は下帯姿で、女性は水着の上に白衣を纏い、水行肝文やお題目をお唱えしながら一年間の無病息災を願い、懸命に水を被った。もともと剣道道場である上長崎剣士会が精神修行のため寒中水泳を行っていたが、海に浸かっていれば次第に温かく感じるようになるため、もっと厳しい修行をと、付き合いのある妙光寺の楠本住職に相談したところ、「それならば一月にお寺で一緒に水行をしませんか」と水行会を行うようになった。初めは道場生だけの参加であったが、次第に一般参加者も増え、今年は二十名程の一般の方が水行をした。今年で二回目の参加となる五才の園児は、寒さのあまり涙を流しながらの水行となったが、剣道の先輩たちから支えられながら一生懸命声を出し、水を被った。水行後、皆で温かい飲物とカレーライスを頂き、冷え切った身体を暖め、水行無事円成感謝のお題目写経を行い、来年の参加を誓った。