2017年12月18日
大阪和泉 北村日照上人本葬儀
【大阪和泉】11月8日遷化なされた櫛笥寺第45世北村日照(一妙院日照)上人の本葬儀が12月18日ホテルリバティプラザで執り行われた。京都の本山本法寺瀬川日照貫首を導師に迎え、法縁・管内有縁の僧侶並びに保護司・社協関係、警察関係、多くの会葬者が参列した。
北村日照上人は昭和28年に櫛笥寺住職承認、昭和40年には念願の本堂・庫裡を再建し、平成25年には櫛笥寺創立520年記念納骨塔建立した。
宗内では和泉宗務所長二期、専任布教師、常任布教師、近畿教区副教区長、和泉社会教化事業協会会長、近畿社会教化事業協会代表者会会長、和泉宗務所協議員議長など数多くの責務を務め、700遠忌には宗務所長として陣頭指揮をとり、和泉管内寺院総出仕の元、小沙弥法要を厳修した。宗外では堺市仏教会会長、大阪府仏教会副会長や法務省保護司近畿地方保護司連盟会長、全国保護司連盟副会長を務めた。長年の保護司の活動により国から藍綬褒賞、勲五等瑞宝章を賜り、また青少年問題や犯罪被害者支援、安全な町づくりにも力を注いだ。その他警察の少年補導員、防犯協議会等、様々な重責をつとめ、社会に貢献した。
その功績から日蓮宗綜合財団賞、日蓮宗一級法功賞、法務大臣表彰、警察庁長官栄誉金賞表彰、堺市功績者表彰、本葬儀には従六位を賜るなど、その他数々の感謝表彰を受けた。