2017年12月2日
山梨3 身延山輪番奉仕
【山梨3】3組檀信徒協議会(石川俊幸会長)は12月2日、身延山輪番奉仕を行った。
3組寺院檀信徒での身延山輪番奉仕は参加寺院が3ヵ寺で今回3回目の参加なるが、初参加の方も増え110名もの檀信徒が参加した。
一行は行衣に肩章というお揃いの姿で大客殿に集まると、まずは本部の局員より1日の日程の説明を受け、その後、教師が合流すると、内野日総法主猊下より委嘱を受け、ご挨拶を頂戴し、御身骨堂にて実成寺住職・岡本正富師を導師に輪番奉仕の法要を行った。
今回の輪番導師を努めた岡本師は挨拶の中で輪番奉仕の縁起を説明し「沢山のご参加ありがとうございます。皆さんは今日この身延山に参拝しておりますが、この1年の中では全国遠近各地より沢山の檀信徒の方々が、輪番奉仕に来られております。私達山梨3部は総本山身延山久遠寺が同じ県内にあり、すぐに来られる場所に住んでいます。何よりもお参りに来やすい場所に居るわけですから、全国の檀信徒の方々で、毎年お参りに来たくても来られない方々の為にも、又、ご自身のご先祖様の分も、お祖師様が住まわれたこの地で、一生懸命にお題目の供養を捧げましょう。」と感謝の気持ちと、祈りを込めながら挨拶をし、参加者に、今後も変わらぬ信仰を持っての祖山参詣をすることを願った。挨拶を聞いていた当寺の檀信徒は、真剣な面持ちで菩提寺住職の話に耳を傾けていた。
御身骨堂での輪番奉仕が終わると一同祖廟に移動し、祖廟でのお参りが終わると常唱殿にて高野別当より法話が行われ、無事3組輪番奉仕を円成した。
(及川是教 支局長)