全国の通信記事
2017年11月27日号
兵庫西 第八回和讃の集い
【兵庫西】去る十一月二十七日、広島県福山市常國寺に於いて、第八回和讃の集いが行われた。これは播磨地方の寺庭婦人会と和讃を取り入れている各寺院の婦人部が集まり毎年行っている和讃研修発表会である。
当日は兵庫西部から五十五名と広島法華和讃会から三十名の計八十五名の参加者が集まった。初めに合同練習を行った後、常國寺濱田壽教住職による開山久遠成院日親上人のお話があり、参加者一同は日親上人の揺るぎない信仰に感銘を受けた。その後、法要が執り行われ、日親上人奉賛和讃が奉納された。日頃の練習の成果も有ってか、荘厳な和讃奉納が行われた。
参加者は日親上人開山の寺院でその奉賛和讃を唱えることが出来た喜びや、初めて会った広島の方々と和讃が揃ったことへの感動などを述べられていた。
栃木 全国聲明師研修会
【栃木】11月27日~28日鬼怒川あさやホテルに於いて平成29年度全国聲明師研修会が開催され120名超の聲明師が参加した。
小林貫誠日蓮宗声明師会連合会長御導師のもと法味言上の後、上田尚教聲明導師、今大会実行委員長の藤﨑善隆栃木県声明師会長の歓迎の挨拶があった。
その後「宗祖降誕800年に向けて」と題して、上田聲明導師による高祖讃と誕生会伽陀の研修があった。
研修二日目は、日光山輪王寺門跡総務部長今井昌英師による「化儀と伝承~日光山1250年の信仰と法儀」の講義があり、日光山の神仏習合による成り立ちや歴史を学んだ。
また、延年の舞(声明と舞を組み合わせたもの)に実際に使われている衣装も展示され、スクリーンにてその映像を視聴した。
閉会式の後、オプショナルツアーとして、参加希望者のみバスで日光山へ向かい、今井師による案内のもと輪王寺三仏堂天空回廊と大猷院の見学をした。
栃木 歳末助け合い行脚
【栃木】12月4日宇都宮市に於いて布教師会(野澤壯監会長)による歳末助け合い行脚が行われた。
妙正寺を出発し、妙金寺、法華寺と同市内の3寺院を回り、大通りやオリオン通りを団扇太鼓を叩きながら2時間掛けて約10km行脚した。
街中では太鼓の音を聞いて家の前で手を合わせて出迎えてくれる方や、すれ違いながら頭を下げてくれる方とも出逢うことが出来た。