2017年11月16日
岐阜 金華山題目塚法要
【岐阜】 今年立ち上げられた「金華山題目塚法讃会」主催の「金華山題目塚法要」が11月2日に「題目塚」にて営まれた。県内教師、檀信徒あわせて60人が参加した。
今年、信長公入城450年を迎えた岐阜城をすぐそばの山頂に仰ぎ見る位置にある会場は晴天に恵まれた。青年会の唱題行脚の列が到着すると、修法師会が平和祈念を行い力強い声を山中に響かせた。引き続き法讃会創設者の妙照寺 堀智仙住職の導師のもと供養法要が営まれた。その後、宗務所長の挨拶、布教師会長より「平等大慧」をテーマに法話があった。また法要中には、一般登山客が上り下りに足を止め合掌する姿があった。
堀智仙住職からは「岐阜城争奪の戦いの中、命を落とした両軍幾多の将兵の慰霊と平和を願う先人によって建立されたのが題目塚です。信長公入城450年の節目の年、ここで起きた悲劇に供養するとともに、皆で今後の平和を大切にしていきたい。」と挨拶があった。
参加者には、同会よりロープウェイの往復券が無料配布され、法要後には岐阜市内を一望できる展望レストランにてコーヒーなどがふるまわれた。