2017年11月4日
長野 豊興教会で御会式・落慶法要
【長野】北安曇郡池田町の豊興教会で11月4日に御会式・落慶法要が行われ、併せて千野真哉師の就任式が山口顯辰師(秋田県本住寺住職・池上本門寺学監)を導師に迎え、長野県中信地区寺院の各師を式衆にとり行われた。
豊興教会は昭和9年に現在の安曇野市一乗寺より一部を移転し、昭和21年に宗門から認可を得て始まった。それまでは一乗寺の住職が代務担任として務めていた。
総代を務める菱沼智子さんの自宅から唱題行列を行い、檀信徒の待つ豊興教会へと30分ほどかけて歩いた。行列には長野県としては初めて訪れるこぞうくんも参加し、沿道に訪れた檀信徒からも合掌を仰いでいた。
新しい庫裏には豊興教会と一乗寺から合わせて40名以上が参列し、堂宇完成を祝うと共に新たな担任を迎えることに喜びを感じていた。
前代務担任となる千野泰信師(一乗寺住職)は「真哉師は非常によくお経をあげます。これからはこの教会にもお経の声が響きますので、お近くに寄った際には是非ご参拝ください」と挨拶に述べていた。
新たに担任となった千野真哉師は「わからないこともありますが、檀信徒と共に頑張っていきたい」と笑顔で挨拶し、総代の菱沼さんは「若いご住職を迎えることができ、これから共に豊興教会を盛り立てていきたい」と語っていた。
真哉師は平成5年度に信行道場を修了、また平成10年度には荒行堂を修了している。担任に就任するまでは一乗寺の修徒として務めていた。