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2017年10月25日
静岡西・みちのく慰霊団参 震災七回忌の節目に
【静岡西】静岡西部宗務所(古田寿厚所長)は十月二十五日より二十七日の二泊三日の行程で護法団参を行い、東日本大震災より六年七回忌の節目となる東北震災の地へ訪れた。
教師・檀信徒合わせて五十名余りの一行は早朝に静岡を出発し新幹線にて東北へ陸前高田の悲母観音が奉安されている妙恩寺(風間文静住職)へ参拝し震災物故者の追悼と被災地の早期復興を祈願し法要を行った。その後「奇跡の一本松」を見学し震災の傷跡と復興までの厳しい現実を目の当たりにした。二日目に仙台市本山孝勝寺(谷川海雅貫首)にて伊達家の歴史を学び三日目には会津若松の本山妙國寺(伊藤耀道貫首)を参拝し日什上人の足跡や白虎隊の悲運を聴き各本山の貫首猊下より法話を戴きながら東北地方の寺院や名刹を巡った。今回のみちのく団参は古田所長の悲願であり、被災地の七回忌の慰霊法要が実現した。