2017年10月22日
兵庫北 但馬信行会
【兵庫北】宗務所主催(宮﨑英一宗務所長・豊岡市出石町本高寺住職)、日蓮宗兵庫県北部檀信徒協議会・但馬日蓮宗青年会・日蓮宗兵庫県北部寺庭婦人会協賛の但馬信行会が10月22日、朝来市生野町本源寺(鳥居恵修住職)を会場に開催され、各地より僧侶と檀信徒を合わせて192人が出席した。
午前9時45分より法要が行われ、その後、松井勝巳檀信徒協議会副会長(豊岡市立正寺(村井淨音住職)檀家筆頭総代)が、開会のことばを述べ、続いて宿南登檀信徒協義会会長(養父市八鹿町実行寺檀家総代)と宮﨑英一宗務所長の挨拶が行われた。
そして、10時30分からは、清瀬一能師(豊岡市日高町妙光寺住職)が「おつとめのしかた」と題して法話を行った。
清瀬師は、あらかじめ参加者に配られた資料をもとに、檀信徒が、自宅の仏壇でお勤めができるように、仏壇の荘厳・数珠の持ち方・お経の読み方・所作など約1時間にわたって「仏具・御経本を大切に扱うことが大事である」等と説明し、会場の檀信徒
は熱心に耳を傾けていた。
その後、昼食を挟んで午後からは、会場寺院の本源寺鳥居住職並びに吉田秀夫檀家筆頭総代の挨拶が述べられた後、寺庭婦人会の先達によって宗歌・仏讃歌・和讃の奉唱が行われた。
そして、但馬日蓮宗青年会の宮﨑英朋師(豊岡市出石町本高寺副住職)を導師に唱題行が行われれ、小休止の後、「法華経信仰に生きる」と題して、吉川陽久師(美方郡新温泉町栄福寺住職)が法話を行い、日蓮聖人を筆頭に、妙法尼・室住一妙上人・本阿弥光悦・宮澤賢治など、先師や著名人の法華信仰とその生き様を話され、「信念を持ってお題目を唱え、そして臨終の時、お題目を自然に唱えながら最後を迎えられるように。それが本当の法華経の信仰である」と結ばれた。
その後、國谷元義檀信徒協議会相談役(豊岡市日高町妙福寺檀家筆頭総代)が閉会の挨拶を述べ、午後2時過ぎに解散した。