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2017年10月18日
千葉北・法華経寺で大仏鎮座式記念法要
【千葉北】法華経寺(新井日湛貫首)では平成28年4月より平成30年3月までの予定で大仏保存修理工事を行っている。内容は、造立後300年を経て錆等破損が目立つ本体の修理に加え、東日本大震災を経てずれが顕著となった基壇の修復が中心となる。その後同年10月頃大仏本体と台座が隣地に移され、本来の場所は階段と基礎部分のみとなっていた。このたび基礎部分の工事が完了し再度クレーンにより大仏本体と台座が戻された。大仏本体については保護用の布で包まれているが、約1年ぶりの鎮座を記念し平成29年10月18日に大仏鎮座式記念法要が開かれた。10月に入り雨の日が多く、当日の天候も心配されたが、法要開始時には日も差し秋らしい天候となった。法要では法華経寺僧侶による鎮座修法が行われ、大仏の鎮座とともに今後の工事の安全が祈念された。