2017年10月16日
福岡 筑後組統一信行「お題目の集い」
【福岡】筑後組(松本修学副長)は10月16日、久留米市本泰寺(鵜澤恭温住職)において、統一信行「お題目の集い」を執り行い、僧侶檀信徒合わせて約150名が参加した。
開式後に和讃が奉唱され、引き続き松本副長の導師により法要が行われた。
法要後、来賓の高嵜泰道宗務所所長(宗像市妙経寺住職)は「今ここにお集まりになった皆さんは仏様の御縁によって導かれ、このお題目の集いという場に集まられたのです。その仏様の御縁を大切にしてください。そして、3年後の日蓮聖人の御降誕800年に向けて信仰を深めていっていただきたい」と挨拶した。同じく来賓の佐野前延宗会議員(うきは市本佛寺住職)は「先日の豪雨災害の際にはお檀家の方のご協力を過分にいただきました。このように皆様お檀家様に育まれているそれぞれの日蓮宗寺院です。これからもよろしくお願いを申し上げます」と挨拶した。
その後、青年会が主となり、唱題行が行われ檀信徒の唱題の声が堂内に響き渡った。
昼食後、島根県妙法寺住職蔵本知宏師による講話が行われた。
蔵本師は講話の中で「毎日、日蓮聖人に報恩の誠を捧げることが大事です。それにはまず私たちが幸せな毎日を送らせていただいているということを実感し、そのことに感謝し報告することが恩返しになります。そして慈しみの心しっかりと表に出して人のため、人を喜ばせる、そういう行いが出来た時に初めて本当の幸せになります。その振る舞いが菩薩行となるのです」と述べた。