2017年10月6日
岡山 瀬戸大橋慰霊・交通安全祈願法要
【岡山】十月六日、岡山立正青年会(芥田健作会長)主催により香川県坂出市、番の州公園内の【瀬戸大橋建設工事物故者慰霊碑】の前で「瀬戸大橋建設工事物故者慰霊法要」ならびに「交通安全祈願法要」が行われた。
例年では岡山立正青年会主催で行っている法要だが、本年度は岡山県修法師会(石川正之会長)主催により、岡山県宗務所(大野玄秀所長)と立正青年会合同で、午前中に高松市の離島「女(め)木島(ぎじま)」にある日蓮大聖人像を参拝、その後、番の州公園に向かう計画だったが、前日夜からの悪天候により、急きょ女木島行きを断念。瀬戸大橋慰霊法要のみを行うこととなった。
当日も岡山出発時には雨が続いていたが、幸い番の州公園に到着する頃には雨も上がり、無事に法要を行うことができた。
十三時より芥田会長導師のもと開式した法要では、大野所長が追悼文を述べられた後、石川会長修法導師のもと木剣加持が行われ、参列された香川県の石倉敬之宗務所長をはじめ、香川県宗務所各聖・本州四国連絡高速道路株式会社の藤田太課長を筆頭に社員の皆様が焼香して、瀬戸大橋建設工事で亡くなられた十八名の霊に祈りを捧げるとともに、瀬戸大橋を利用する方々の交通安全を祈念した。
最後に芥田会長より本州四国連絡高速道路株式会社の皆様に対し「日頃皆様が熱心に保守点検をされているお蔭で私たちは安心して利用できます。奇しくも命を落された物故者十八名の供養はもちろん、瀬戸大橋を利用する方々の交通安全も祈念致しました。利用する方々は保守点検にしても祈念にしてもそれに気付くことは中々ありません。だからこそ一人一人が誰かに想われている。そういった見えない縁と関わっている。その心持で共に支え合って暮らしていきましょう。」と挨拶され、本年の瀬戸大橋工事物故者慰霊・交通安全祈願法要も無事に幕を閉じた。